もののけ姫



「高台」
その後のふたりはゆっくりと山々を眺めたり、遠出に出かけたりしてどうすれば森を守れるか話し合ったりするのでしょうか。ヤックルに子供も出来たりして...^^。サン、徐々にアシタカに心を開いてゆけと願います。
「神の棲む森」
シシ神の棲む森では不思議な出来事が沢山起こるのではないでしょうか。瀕死の生き物が蘇ったりすることもあれば水の上を鏡のように歩けるようになったり、或いは何もない場所に草がしげり、花を咲かせたり...。
「健やかにあれ。」
ヒイさまの言葉を後にエミシの里を去るアシタカ。この場面はあっという間に終わりますがエミシの村、アシタカの育った村なんですよね...。描いていて周りの建物の作りや、部屋の中の小物が興味をひきました。
「月夜」
赤子のように眠るサンを見てアシタカは何を思ったでしょうか。阿修羅のようなサンと無垢に眠るサンの前で...。この絵を描いたのは不調の時期でしたが何とか...仕上げました^^;;;。
「タタラ櫓」
この頃は背景主体で小さいキャラクターばかりになってます;;;。おかげで顔が良く見えない...(笑)。アシタカがサンにタタラ場からの地形を説明しています。「後ろが北の曲輪...対岸の右から鉄が採れる。」等々。
「撃つな!」
もののけは私の中で観たり読んだり思い出したりして「ああ、こういう事なのかもな。」と、時によって受け取り方が様々に変化します。それがまた好きなんですけど...^^;;;。
「最初の者を殺す」
サンは力強いキャラクターというより、私から見れば「けなげ」です。火のようなキャラクターであっても、それがかえって痛々しい。ある意味クラリスより健気な女性に映ります。
「アシタカとサンII」
久石譲の娘さんの麻衣さんがこの題の曲につけた歌詞を聴いて創作しました。雄大な曲にそぐわない稚拙な絵で今になって反省しております。*歌詞は親切な方がメーフォームでお教え下さいました。感謝致しますm(_ _)m。
「去れ!」
アシタカとサンの初めての出会い。もののけは緑の場面が多いですが、あまり描いていないなと思ってこの場面を選びました。目も覚めるような緑の茂みは森の豊かさの象徴です。
「私も」
「私もカヤを思おう。」のアシタカの次の動作です。まるでアシタカの顔が満月のような、屈託のないとてもいい表情をしているのですが、私が描くと何となくクールです。ここは影の付け方ひとつでも表情が大きく変化します。
「決意」
「お前にサンが救えるか。」再び訪れたモロの洞窟で彼女の遺した問いがアシタカの胸に木霊する。「サンを山犬にはさせない。」決意を新たにするアシタカです。
「静寂」
タタラ場を襲う前のひっそりとした時間。サンは未だアシタカの心を知らず、己の命など惜しくはないと思っている。...怒りに燃えるその瞳は、人間に対する憎悪に満ちて...。
「霧雨」
本当にもうどうしようもないのか。人と森とが共存出来る道はないのか...。考えつつ、空を見上げるアシタカ。霧雨が降ってはやみ、晴れ間が見えたかと思えば、また雨に逆戻りする...。
「別れ」
「母さん、ここでお別れです。私 乙事主様の眼になりにいきます。」「それでいいよ。」...本当にこれがモロとサンの最後の別れになりました...。
「襲いかかる呪い」
「アシタカ!タタリ神に手を出すな!呪いをもらうぞ。」既にアシタカの右腕には呪いの蛇が巻き付いている。目も覚めるような穏やかな東北の自然の中に突如現れた死の呪い...。
「サンの悲しみ」
「だまれ!私は山犬だ!」悲痛な声で叫ぶサン。人間と山犬の狭間で生きるサンに「そなたも...人間だ。」と、さとすアシタカ。サンも、サンの悲しみをそっと手を差し伸べて受け止めようとするアシタカも、ともに切なくて...。
「森がまたひとつ...」
トートツですがサンのアップです。時が経つにつれ、この映画の凄さを怖いくらいひしひしと実感出来るようになってきました...(汗)。
「戻れ」
「退くも勇気だ。森へ帰れ。」絵コンテには「アシタカ、けんめい」と記されています。タタラ場を襲うサンを必死に止めようとするアシタカ。台詞が印象的です。絵コンテから起こしています。
「接近戦」
初期に描いたアシタカ。描きかけの絵を何枚も描いて最後に決めたのがこれでした。動きのある絵が描きたかったのだと気がつくのにかなり時間がかかりました。
「アシタカとサン」
この頃はデジタル背景のレイヤーを沢山使ってました。

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