原画をトレスしたもの。今回はハク竜とハクを別々に描きました。ハク竜のみ透かせるためですが、どうしても透明度を上げて竜全体を透かしても気にいらず、竜のレイヤーをふたつにし、ひとつはほぼ全体が透けているもの、もうひとつは顔の部分を残して残りの透明度を高くしたものでハクのレイヤーをはさみました。これでハクも竜も互いに溶け込んで半分透けているように見えるわけです↓。


こちらは100%の濃度で塗りをしたハク竜。透けても見易いように明るい色で塗っています。*釜爺が湯婆婆に仕えている時のハクのことを「顔色が悪くなって目つきばかり鋭くなって...。」と、千尋に説明する場面がありましたので、ここではハクの瞳を凛とした表情を保ちつつ、穏やかにするよう心がけました。どうかその後の彼が幸せでありますよう...。

2B コントラスト+15 140
画像統合 のち明るさ−26
inserted by FC2 system